2018.09.25(土)—11.25(日)
「仏像の姿」~微笑む・飾る・踊る~
三井記念美術館/中央区日本橋

《五大明王像》平安時代 奈良国立博物館蔵 画像:奈良国立博物館(撮影 森村欣司)

「顔」「装飾」「動きとポーズ」を切り口に仏師の豊かな表現力に迫る

 日本には、古来多くの魅力的な仏像が伝えられています。本展は、これら優れた仏像の作者である「仏師」に光を当て、その豊かな感性と独創性、そして高度な技術がどのように仏像に反映されているのか紹介するものです。「顔」「装飾」「動きとポーズ」を切り口に、さまざまな視点で日本人の創造力を見つめ直します。

 たとえば、「顔」では慈悲、微笑み、威厳、怒りなど色々な表情を。「装飾」では仏身の輝き、彩色、装身具による華麗な荘厳を。「動きとポーズ」では手足の構えや頭部の位置による体幹の支点、捻りなどの微妙な動きから、踏みしめたり、蹴り上げたり、舞踊に近い大袈裟な動作まで。こういった普段あまり気づかない、仏師による細かな表現にあらためて迫ります。


《十一面観音立像》鎌倉時代 大阪・四天王寺蔵
《広目天立像》平安時代 滋賀・長命寺蔵

《弥勒菩薩立像》鎌倉時代 個人蔵
重要文化財《毘沙門天立像》平安時代 京都・誓願寺蔵
重要文化財《釈迦如来立像》鎌倉時代 滋賀・荘厳寺蔵

重要文化財《毘沙門天立像》平安時代 東京国立博物館蔵 Image: TNM Image Archives
《阿弥陀如来立像》鎌倉時代 東京国立博物館蔵 Image: TNM Image Archives

《不動明王立像》鎌倉時代 個人蔵
県文《不動明王立像》鎌倉時代 埼玉・地蔵院蔵

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東京藝術大学文化財保存学(彫刻)による模刻・修復作品なども展示

 本展では、東京藝術大学保存修復彫刻研究室(籔内佐斗司教授)とのコラボレーションによって、奈良時代以降の仏像の模刻作品や修復作品といったこれまでの研究成果を展示し、古来より培われてきた仏師の技術や創意工夫が、未来にどのように継承されていくのか考えます。


《唐招提寺 伝薬師如来立像模刻」》宮木菜月作 2017年
《東大寺中性院 弥勒菩薩立像構造模型》小島久典作 2014年

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開催概要

特別展 「仏像の姿(かたち)」~微笑む・飾る・踊る~
会期 2018年9月15日(土)~11月25日(日)
休館日 月曜日、9/18、25、10/9
開館時間 10:00~17:00 ※入館は閉館の30分前まで(9/17、24、10/8は開館)
会場 三井記念美術館
東京都中央区日本橋室町2—1—1 三井本館7階

観覧料

  当日券 団体
一般 1,300円 1,100円
大学・高校生 800円 700円
中学生以下 無料

※70歳以上の方(要証明)は1000円
※団体は20名以上
※障がい者手帳をお持ちの方とその介護者1名は無料(要証明)
※リピーター割引:会期中、一般券、学生券の半券を提示で2回目以降は団体料金で観覧可能

東京・ミュージアム ぐるっとパス2018のご利用で、無料で観覧できます。